皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content CollaborationとCitrix Workspaceとの統合についてご紹介をさせていただきます。
Citrix Service Provider(CSP)リファレンスアーキテクチャは、パートナーの皆様がシトリックスのテクノロジーを導入し、マルチテナント機能を活用してテナントの分離や規模の経済の実現に有効な組み込みのセキュリティによりお客様にサービスを提供できるよう支援します。クラウドベースのホスティングビジネスを展開中でも、またはこれから始めることをご検討中でも、リファレンスアーキテクチャはプロセスのあらゆるステップをサポートします。弊社では既存のCSPドキュメントに継続的に追加を行っており、新機能のリリースに応じて更新を実施しています。
最新のCSPリファレンスアーキテクチャでは、Content Collaboration with Citrix Workspaceと既存のマルチテナントCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスを統合できるようになりました。この新しいワークフローにより、CSPの皆様は、1つの画面で、新規のお客様の迅速なオンボーディングや既存のお客様の管理とサービスの展開が可能になり、現在の競争の激しい市場で必要とされる俊敏性を得ることができます。
CSP Content Collaborationソリューションは、それぞれのお客様が必要とする固有の機能をCSPの皆様が提供できるようにします。
- クラウドまたはオンプレミスのデータストレージの、ビジネスクラスのファイル共有と柔軟性
- GoogleドライブやOneDrive for Businessなどのクラウドリポジトリへの統合アクセス
- CSPのホステッドプラットフォーム上のファイル、および任意のデバイスへのアクセス
また、お客様の要件に合ったストレージゾーンオプションも提供します。
- オンプレミス:CSPが管理するこれらのシングルまたはマルチテナントのストレージゾーンは、無制限のCSP Content Collaborationテナントによる共有が可能です。
- クラウドストレージゾーン:CSPではなく複数のクラウドリージョンでシトリックスによって管理されるこのCSP向けサービスは、それぞれのContent Collaborationテナントに柔軟なストレージオプションを提供します。
一般にアクセス可能なCitrix Tech Zoneに関するCSPリファレンスアーキテクチャのドキュメントに加えて、パートナー専用のドキュメントをSalesIQに追加し続けています。最新のリソースには、CSP Cloudの単一Citrix Virtual Apps and Desktopsテナントのクラウド型マルチテナント環境への移行ガイドなどがあります。これにより、お客様を1つのマネージドクラウドサービスインスタンスに統合することが可能です。