昨今ますます加速するクラウド利用において、ネットワークが果たす役割もますます重要になってきています。従業員の生産性を最大限に高めるためには、働く場所を問わず、また社員の勤務地・拠点を問わずアプリケーションを快適に利用できるITインフラであることが、今後も引き続き重要だと考えます。
今回、マイクロソフト Office 365の利用におけるシトリックスSD-WANについて、北米の製品担当者のブログを日本語でご紹介します。同サイトでは動画もありますので、是非以下公式サイトもご覧ください。
ブランチオフィスでの快適なネットワーク環境を構築するには
Microsoft Ignite 2018で浮き彫りにされたように、多くの組織では依然としてレガシーのネットワークアーキテクチャが一般的に用いられており、ブランチオフィスのOffice 365クラウドサービスのユーザーはあまりクイックでないOutlookでのファイル検索、Microsoft OneDrive for Business やMicrosoft SharePoint Onlineでの非常に長い時間のかかるファイルのダウンロード、Microsoft TeamsやSkype for Business Onlineで起こる音ズレや度重なる接続の中断など、パフォーマンスに関してさまざまな苦痛に耐えなければなりません。こうした問題の最大の原因は、ブランチオフィスのすべてのOffice 365トラフィックが、何百マイルも離れたデータセンターに中継されるため、遅延が大きくなり過ぎることにあります。また、データセンターが何千マイルも離れた場所にあることさえあります。
ブランチオフィスで働く人たちのユーザーエクスペリエンスを最適化するために、Microsoftは積極的にOffice 365のネットワーク接続の原則と新しいAPIの導入を推進しています。Microsoft のパートナーとして長年、密接に連携してきたCitrixは、双方のお客様に対してこうした原則を簡単に採用でき、遅延の影響を受けやすいOffice 365アプリケーションについてブランチオフィスのユーザーエクスペリエンスを最適化するソフトウェア定義の最新のネットワーキングソリューションを提供できます。
Citrix SD-WANはMicrosoft REST APIを活用して、さまざまなタイプのOffice 365トラフィックを即座に特定し、分類します。信頼性が高く、遅延感度の高いトラフィックは自動的に最も近い場所にあるOffice 365の「フロントドア」に、通常ブランチオフィスから30ミリ秒以内でルーティングされます。
Citrix SD-WANを使ってOffice 365のトラフィックを管理する利点は、Teams callやMicrosoft OneDriveのダウンロード、Microsoft Exchange Onlineでの検索について導入の前と後とを比較すれば明らかであり、その様子が簡単にまとめたのがこのビデオです。
しかも、Citrix SD-WAN for Office 365の設定は簡単です。ポリシー管理はMicrosoft Azureだけでなく、SD-WANの管理画面でも直接行えます。
もうブランチオフィスからのOffice 365の接続性の悪さを我慢する必要はありません。Citrix SD-WAN 10.2で強化された機能によって、すでに稼働中のMPLS接続を中断することなくネットワークを簡単に最新化できます。
Citrix SD-WAN for Office 365の詳細およびCitrixのソリューションの概要についてはCitrix のウェブサイトをご覧ください。お客様の環境でのCitrix SD-WANのトライアルについてはCitrixのソリューションアドバイザーもしくはサービスパートナーにお問合せ下さい。